
センチュリー21関西勉強会様主催の不動産会社向けセミナー『使わな損!知らないと大きな差がつく〜AIを活用した営業力強化と業務効率化〜』に、弊社取締役の徳留さやかが登壇いたしました。
■主催
センチュリー21 関西勉強会様
■タイトル
使わな損!知らないと大きな差がつく〜AIを活用した営業力強化と業務効率化〜
■内容
本セミナーでは、不動産会社が生成AIをどのように営業活動や人材育成へ取り入れるべきかをテーマに、AI活用・営業DX・営業教育・ナレッジ共有の実践方法について解説しました。
「AIに仕事を任せる」のではなく、「AIを通じて自分たちの営業を見える化する」という視点から、営業品質を向上させるための考え方をご紹介しました。
「暗黙知」を言語化し、組織の資産へ
セミナー前半では、ベテラン営業が経験の中で培ってきた「空気感でわかる」といった感覚的なノウハウ(暗黙知)を、生成AIによって言語化し、組織全体の資産として蓄積する重要性について解説しました。
営業担当者自身の言葉や営業スタイルを客観的に振り返ることで、自分では気づきにくい強みや改善点を可視化できるようになります。AI活用だけでなく、人間同士のコミュニケーションや営業品質の向上にもつながる考え方をご紹介しました。
不動産営業に必要なのは「成功事例」より「失注データ」
営業力を高めるためには、成約事例だけでなく、失注理由を蓄積・分析することが重要です。
相談メモや議事録、商談録音、営業プロセスなどのデータをAIで分析することで、顧客が離脱するポイントや改善すべき営業プロセスを可視化できます。
成功事例を再現するだけではなく、失敗から学ぶ仕組みを構築することで、個人が持つ経験やノウハウを組織全体の資産へと変える考え方についてもお伝えしました。
AIを活用した営業教育・AIロールプレイング
新人教育では、AIを営業ロールプレイングやトーク練習へ活用する方法についてもご紹介しました。
基礎的な応酬話法やトークスクリプトはAIが繰り返し学習を支援し、人間は戦略設計や判断、お客様との信頼関係づくりに集中することで、教育効率と営業品質を同時に高められます。
AIと人が役割分担することで、営業教育にかかる時間やコストを削減しながら、より実践的な人材育成が実現できることをお伝えしました。
AI時代に求められる伝え方とマネジメント
講演では、AIへのプロンプトだけではなく、部下への指示や組織内コミュニケーションにも共通する考え方として、「目的」「要望」だけでなく「やってほしくないこと」まで伝える重要性について解説しました。
相手が安心して行動できる環境をつくることが、生産性向上だけでなく、心理的安全性の高い組織づくりにつながることをご紹介しました。
「NotebookLM」によるナレッジ共有と営業組織づくり
後半では、Google「NotebookLM」を活用した営業ナレッジの蓄積・共有について解説しました。
社内マニュアルや営業資料、成功事例、研修資料などをNotebookLMに集約することで、営業担当者が必要な情報へいつでもアクセスできる環境を構築できます。
また、ポッドキャスト機能を活用すれば、運転中や移動時間でも社内マニュアルや研修内容を音声で学習することが可能です。
営業担当者一人ひとりの経験やノウハウを組織全体の知識として蓄積・共有し、継続的に学び続ける営業組織づくりの重要性についてもお伝えしました。
AI時代だからこそ求められる営業力
AIは、お客様との信頼関係を築くことや、人生の大きな決断に寄り添うことはできません。
一方で、基礎教育や情報整理、分析業務をAIへ任せることで、営業担当者はお客様との対話や提案といった、人にしか生み出せない価値へ集中できるようになります。
AIを活用する目的は、人を置き換えることではなく、人間らしい営業をさらに強くすることにあります。
■おわりに
AIは営業担当者の仕事を奪うものではなく、日々の業務を効率化し、お客様との対話や課題解決といった「本来注力すべき付加価値の高い業務」に集中するための強力なパートナーです。
今後もAIとデータを活用しながら、一人ひとりの営業力向上と組織全体の成長につながる情報を発信してまいります

